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竿折って尺イワナ

今日は那珂川水系に行ってきました
夕方に用事があったので道の駅に前泊(車中泊)して午前中だけ釣りました。
釣果は5匹、とまぁまぁだったのですが、ショックな出来事がありました。

車止めから1時間歩いてから竿を出し、2投目、
フライラインとリーダーのつなぎ目がスネークガイドにひっかかったので
ティペットを持ってチョイチョイと引っ張ったら
ペッキという感じで6PCバンブーロッドのティップが折れました。
ガーン!!

作りが粗雑なロッドだったのですが
こんなに簡単に折れるなんて、ショックすぎる。
今日は午前中だけの釣行なので
予備のロッドを車に取りに行って2時間を棒に振ることはできません、
その間に誰かに追い越されるのは必至です。
仕方ないので折れたティップトップを持っていたビニールテープで補強して
釣り始めました。
何とかキャストすることは可能なのですが、もちろん飛距離とコントロールは全然だめ、
それでも我慢して釣っていたのです。

ちょっとした落差がある白泡のポイントにフライをキャストすると
泡の中からかなりの大きさのイワナが出て来て
追い食いしました
見事フッキングしたのですが
ラインにテンションがかかった途端、折れた部分がクニャとまがってテンションオフになり
バレてしまいました。

おーまいがっ!

あったま来たのでナイフでティップを切断して
2番目のガイドを先端にしてやったぜぇ。

その後、さっきほどではないけれどそこそこの大きさのイワナをゲット、
図ってみるとこれがギリギリ尺。
尾ビレが大きくお腹が真っ黄色の居着きイワナでした。

取り逃がしたのは大きかった(と釣り人は誰しもが思っている)

大蛇尾川下流 20120716

自分の体力測定を兼ねて大蛇尾川を下流から遡行してみました
小蛇尾川との分岐後の大堰堤より数えて4つ目の堰堤までは行ったことがあったのですが
このあたりに詳しい方からの情報により5つ目の堰堤までなら
釣り師でも遡行可能と判断し
第5堰堤(仮称)の確認を目標に

第1堰堤は小蛇尾側尾根の杣道をたどって高巻き
堰堤上の大川原から遡行開始
第4堰堤上までは竿を出さずに歩く

 

第2堰堤
足場が厳しく腕力勝負の高巻き

 

第3堰堤
腰まで水につかって腕力勝負高の巻き
登った岩場と堰堤が微妙に離れているので飛び移るのだが
高さがそこそこ有るので高所恐怖症の人は厳しいかも

 

第4堰堤
右岸のルンゼと岩場を使って高巻き
草付きがいやらしい

 

第5堰堤
堰堤釜の左岸にトラロープを発見するも
とてもじゃないが釣り師が登れない垂直な岩場
当然ムリムリ

 
連休最終日ということもあってか
魚は異常なほど神経質
魚影は走るがフライにはほとんど反応せず
隠れたら最後まったく姿を見せない

仕方がないので大岩に隠れて淵にフライをちょいと浮かべる
しばらくあって底からイワナが現れ
かなり慎重にフライを見極めてからパクリ
なんとも渋々な釣果

大蛇尾下流は両岸が切り立った崖で
種沢になる支流がないので
魚影が少ない
そのうえ水は恐ろしく透明なので
魚はすぐ姿をかくしてしまう
厳しい場所