真鍮エッチングのテスト

P1010103

自作リールにロゴを入れるために、真鍮のエッチングを色々と試しているのですが
せっかくだから何か役に立つ方法でテストしようと考えて、以前より気に入らなかった
アンプ(Blue Soul Magic shipspecial)のロゴを真鍮板にエッチングして作ってみました。
写真だといまいち雰囲気が伝わらないけど、実際は結構カッコよく仕上がったので満足。
ちなみに元のロゴプレートはこんな感じ
bsms
薄いフィルムに印刷された上にアクリル板のカバーがかかっているロゴプレート
こいつのおかげで全体的に安っぽい印象だったので不満でした。

 

町田康について

町田康 「告白」 中央公論新社(2005年)のち文庫 ISBN 4120036219

私にとっては町田康、というより町田町蔵といったほうが馴染み深い。
高校生の時聞いたINU「メシ喰うな!」は、まっ黄色ジャケットのデザインも相まって
かなりのインパクトがあった。
パンクの態をなしていたが、本質はスマートなロック、町蔵の類稀な言葉感覚と
北田昌宏の上質なフレーズが素晴らしいバランスを保っている。
しかしデビュー作から大変な完成度を誇った作品を創った町蔵は
すぐさま当時の私には理解できない領域に行ってしまった。
多分ロックスターにはなりたくなかったのだろう。
次に、私が彼の作品を手に取ったのは詩集「供花(くうげ)」だった。
その後はスラップスティックで私小説的な作品を幾つか発表し、芥川賞を受賞した。少し驚いた。
正直、受賞作「きれぎれ」等は楽しみ方が判らず(?)さらっと読んだだけだったので
しばらく彼の事を忘れていたのだが、最近になって朝日新聞ゼロ年代の50冊に「告白」が2位で選ばれている
という記事をみて読んでみたのだ。
うーん、スゴイ。パンクロッカー町蔵にこれほどの文章表現力と構成力があったなんて。

参考サイト:http://homepage.mac.com/mfukuda2/iken71/iken71.html

製品化予定のリールキット model 92RP

model92RP




試作中に紆余曲折ありまして、結局のところ製品化1号機にはレイズドピラータイプをリリースしようと思います。
鋭い方ならこのハンドルノブとスプールにピンと来るのではないでしょうか?
そうなんです、塗装を落としてはありますがPFLUEGER MEDALIST 1492 のスプールそのままです。もっと言いますとリールフットとピラーも1492のモノを使っています。
つまり、あなたのフルーガーメダリスト1492のパーツを交換すると 、あら素敵、真鍮製のレイズドピラーリールに早変わり!というスワップキットをこしらえたのです。現在年明けに試験販売できるよう色々ともんでいます。

リールフットの外注加工について

フライリールを2つばかり試作できたので、次のステップとして全てのパーツを図面に起こして、
適当な工場に金属加工の外注見積もりを取ってみました。

複雑な形状とパーツ数の多さなどもあり、高額な見積もりを予想していましたが、実際はそれを上回る価格に...(-_-;)
しかも一つのパーツは加工不可という回答がありました。

それが、リールフット。

確かに加工方法に迷う形かもしれませんが、加工のプロに匙を投げられるとは、ショックです。

あきらめるわけにはいかないので、加工不可の理由を色々と聞いて問題点を洗い出し、私が試作機を作成した方法を説明することで、何とか見積もりをもらうことができました。

リール作家の諸先輩方を参考にしてたどり着いた、私のリールフットの切削方法を以下にメモします。

使用するワーク(被切削材)を予め縦60mm、横13mm、高さ7~10mmほどにカットし、中心とその脇に穴をあけておきます。
中心の穴は後述するジグに固定するためのもので、脇の穴2点はピラーに固定するためのものです。
材質はアルミ合金もしくは真鍮、ニッケルシルバー等お好みで。

まずは、リールフットの下面、リールシートに固定する部分のRの切削方法から。旋盤とエンドミルを使います。

このRは一般的にはφ18なので、旋盤の主軸にφ18のエンドミルを咥えて、
リールフットの縦60mm、横13mmに切削したワークを刃物台に固定します、
この時、ワークの高さの中心とエンドミルの中心を完全に一致させます、
また、エンドミルとワークを平行にすることも怠らないでください。

ワークの固定が済んだら、主軸を低速で回転させ、エンドミルの先端の刃にワークの左端を当てスライドさせつつ
少ずつ削ります。私の非力な卓上旋盤ですと一回の切削は0.5~1mm位が限界でした。
次に、リールフットの上面にあたるRの切削方法。
リールシートと同じ太さφ18の真鍮棒をジグとして利用します。
ジグには予めリールフットを固定するためのボルトを通す穴をあけておきます、
穴の太さはお好みで大丈夫です。ちなみに私はM5用で開けましたが、リールフットの軽量化を考えるともう少し太い穴が良かった気がしています。

ジグにワークをボルトで固定したら、ジグを主軸に咥え横送り台を7度に傾けます。
この状態で横送り台のハンドルを回すと7度にテーパードした切削が出来ます。

片方が切削できたらジグを主軸から外し、左右を入れ替えて切削して完了。
ちなみにジグの表裏に2つのワークを固定すると一遍に2つのリールフットを完成させることが出来るのでお得です。

南会津の渓 20120930

今シーズン最後の釣行として、南会津の源流に行ってきました
案内してくれたのは源流ルアーマン(還暦!)のSさん
彼は鹿道を利用した山越えルートを開拓し
ゴルジュ帯をエスケープしているというので
今回はそれに同行させてもらったのです。

車止めから登山道を歩くこと数分で突然藪に分け入り
山越え2時間!
しんどかったけど、なんとか私も目的の渓に降り立つことができました

型はそれほどでもないけど数は出るとのSさんの言葉通り
一投目からイワナをキャッチ
後は場所によって一時反応が途絶えることもありましたが
概ね最後までコンスタントに釣れる良い渓でした

濁りの入った水にもかかわらずイワナは居るのです

渓は最後に湿原地帯に入るという
ちょっと珍しい源流の風景
日光湯川に似てるかな

白山の渓

遅めの夏休みを取って北陸方面にキャンプ旅行に行ってきました。
石川県では、以前よりバンブーロッドを作っていただいているkanazawabambooさんに初めてお会いし、白山の渓を案内していただきました。 kanazawabambooさん有難うございます。


kanazawabambooさんはロッドビルダーだけあってキャスティングも上手、
その上、体力もあり山道の遡行も早いので付いてゆくのがやっと。


それでもなんとかkanazawabambooさんのアテンドのおかげで9寸オーバーのイワナを釣ることができました。


白山の源流は渓相が素晴らしい。

来年は是非富山の渓を釣りましょうとお誘いをいただいたので
ハイシーズンに何とか都合をつけて出かけようと心に決めたのでした。
富山の渓ももちろん興味深いのですが、それにもましてkanazawabambooさんのお人柄の良さゆえ、またお会いして色々な話に花を咲かせたいと思ったからなのです。

ルアーマンと那珂川水系釣行 20120909

kawanobe.jpにコメントをいただいた源流ルアーマンSさんと
那珂川水系に行ってきました。
見事な渓相に反して釣果は散々。
この日はルアーにもあまり反応がない極度の低活性
(とはいえSさんは小型ながら数匹をあげている)
私にいたってはいつもにもまして低調で
バイトすらない状態
開始2時間もたったところで、今日はボウズだと諦めていました。

 

ところが、Sさんに支流にある秘密のポイントを教えていただき
なんとか1匹ゲット

直径1.5m、深さ30cmほどの溜まりにイワナが居ました。
先ずはSさんがルアーでトライ、でもこんな小さな水溜りでは、流石にルアーを泳がせることが出来ずノーバイト。
その後、私がフライで何とか仕留めました。


こんな溜まりにいるんだからねぇ

 

試作リールで実釣テスト


RiversideRambler Reel model70 試作機で実釣テストat養沢
とくに大きな問題は無かったですが、ハンドルノブ部分をバッファローフォーンで作ったところ
水を吸って膨張し回転が鈍くなったようです
油に付け込んで処理した方が良いのか
それとも何らかコーティングが必要なのか
まだまだ勉強することあるなぁ

竿折って尺イワナ

今日は那珂川水系に行ってきました
夕方に用事があったので道の駅に前泊(車中泊)して午前中だけ釣りました。
釣果は5匹、とまぁまぁだったのですが、ショックな出来事がありました。

車止めから1時間歩いてから竿を出し、2投目、
フライラインとリーダーのつなぎ目がスネークガイドにひっかかったので
ティペットを持ってチョイチョイと引っ張ったら
ペッキという感じで6PCバンブーロッドのティップが折れました。
ガーン!!

作りが粗雑なロッドだったのですが
こんなに簡単に折れるなんて、ショックすぎる。
今日は午前中だけの釣行なので
予備のロッドを車に取りに行って2時間を棒に振ることはできません、
その間に誰かに追い越されるのは必至です。
仕方ないので折れたティップトップを持っていたビニールテープで補強して
釣り始めました。
何とかキャストすることは可能なのですが、もちろん飛距離とコントロールは全然だめ、
それでも我慢して釣っていたのです。

ちょっとした落差がある白泡のポイントにフライをキャストすると
泡の中からかなりの大きさのイワナが出て来て
追い食いしました
見事フッキングしたのですが
ラインにテンションがかかった途端、折れた部分がクニャとまがってテンションオフになり
バレてしまいました。

おーまいがっ!

あったま来たのでナイフでティップを切断して
2番目のガイドを先端にしてやったぜぇ。

その後、さっきほどではないけれどそこそこの大きさのイワナをゲット、
図ってみるとこれがギリギリ尺。
尾ビレが大きくお腹が真っ黄色の居着きイワナでした。

取り逃がしたのは大きかった(と釣り人は誰しもが思っている)