南会津の渓 20120930

今シーズン最後の釣行として、南会津の源流に行ってきました
案内してくれたのは源流ルアーマン(還暦!)のSさん
彼は鹿道を利用した山越えルートを開拓し
ゴルジュ帯をエスケープしているというので
今回はそれに同行させてもらったのです。

車止めから登山道を歩くこと数分で突然藪に分け入り
山越え2時間!
しんどかったけど、なんとか私も目的の渓に降り立つことができました

型はそれほどでもないけど数は出るとのSさんの言葉通り
一投目からイワナをキャッチ
後は場所によって一時反応が途絶えることもありましたが
概ね最後までコンスタントに釣れる良い渓でした

濁りの入った水にもかかわらずイワナは居るのです

渓は最後に湿原地帯に入るという
ちょっと珍しい源流の風景
日光湯川に似てるかな

白山の渓

遅めの夏休みを取って北陸方面にキャンプ旅行に行ってきました。
石川県では、以前よりバンブーロッドを作っていただいているkanazawabambooさんに初めてお会いし、白山の渓を案内していただきました。 kanazawabambooさん有難うございます。


kanazawabambooさんはロッドビルダーだけあってキャスティングも上手、
その上、体力もあり山道の遡行も早いので付いてゆくのがやっと。


それでもなんとかkanazawabambooさんのアテンドのおかげで9寸オーバーのイワナを釣ることができました。


白山の源流は渓相が素晴らしい。

来年は是非富山の渓を釣りましょうとお誘いをいただいたので
ハイシーズンに何とか都合をつけて出かけようと心に決めたのでした。
富山の渓ももちろん興味深いのですが、それにもましてkanazawabambooさんのお人柄の良さゆえ、またお会いして色々な話に花を咲かせたいと思ったからなのです。

ルアーマンと那珂川水系釣行 20120909

kawanobe.jpにコメントをいただいた源流ルアーマンSさんと
那珂川水系に行ってきました。
見事な渓相に反して釣果は散々。
この日はルアーにもあまり反応がない極度の低活性
(とはいえSさんは小型ながら数匹をあげている)
私にいたってはいつもにもまして低調で
バイトすらない状態
開始2時間もたったところで、今日はボウズだと諦めていました。

 

ところが、Sさんに支流にある秘密のポイントを教えていただき
なんとか1匹ゲット

直径1.5m、深さ30cmほどの溜まりにイワナが居ました。
先ずはSさんがルアーでトライ、でもこんな小さな水溜りでは、流石にルアーを泳がせることが出来ずノーバイト。
その後、私がフライで何とか仕留めました。


こんな溜まりにいるんだからねぇ

 

試作リールで実釣テスト


RiversideRambler Reel model70 試作機で実釣テストat養沢
とくに大きな問題は無かったですが、ハンドルノブ部分をバッファローフォーンで作ったところ
水を吸って膨張し回転が鈍くなったようです
油に付け込んで処理した方が良いのか
それとも何らかコーティングが必要なのか
まだまだ勉強することあるなぁ

竿折って尺イワナ

今日は那珂川水系に行ってきました
夕方に用事があったので道の駅に前泊(車中泊)して午前中だけ釣りました。
釣果は5匹、とまぁまぁだったのですが、ショックな出来事がありました。

車止めから1時間歩いてから竿を出し、2投目、
フライラインとリーダーのつなぎ目がスネークガイドにひっかかったので
ティペットを持ってチョイチョイと引っ張ったら
ペッキという感じで6PCバンブーロッドのティップが折れました。
ガーン!!

作りが粗雑なロッドだったのですが
こんなに簡単に折れるなんて、ショックすぎる。
今日は午前中だけの釣行なので
予備のロッドを車に取りに行って2時間を棒に振ることはできません、
その間に誰かに追い越されるのは必至です。
仕方ないので折れたティップトップを持っていたビニールテープで補強して
釣り始めました。
何とかキャストすることは可能なのですが、もちろん飛距離とコントロールは全然だめ、
それでも我慢して釣っていたのです。

ちょっとした落差がある白泡のポイントにフライをキャストすると
泡の中からかなりの大きさのイワナが出て来て
追い食いしました
見事フッキングしたのですが
ラインにテンションがかかった途端、折れた部分がクニャとまがってテンションオフになり
バレてしまいました。

おーまいがっ!

あったま来たのでナイフでティップを切断して
2番目のガイドを先端にしてやったぜぇ。

その後、さっきほどではないけれどそこそこの大きさのイワナをゲット、
図ってみるとこれがギリギリ尺。
尾ビレが大きくお腹が真っ黄色の居着きイワナでした。

取り逃がしたのは大きかった(と釣り人は誰しもが思っている)

大蛇尾川下流 20120716

自分の体力測定を兼ねて大蛇尾川を下流から遡行してみました
小蛇尾川との分岐後の大堰堤より数えて4つ目の堰堤までは行ったことがあったのですが
このあたりに詳しい方からの情報により5つ目の堰堤までなら
釣り師でも遡行可能と判断し
第5堰堤(仮称)の確認を目標に

第1堰堤は小蛇尾側尾根の杣道をたどって高巻き
堰堤上の大川原から遡行開始
第4堰堤上までは竿を出さずに歩く

 

第2堰堤
足場が厳しく腕力勝負の高巻き

 

第3堰堤
腰まで水につかって腕力勝負高の巻き
登った岩場と堰堤が微妙に離れているので飛び移るのだが
高さがそこそこ有るので高所恐怖症の人は厳しいかも

 

第4堰堤
右岸のルンゼと岩場を使って高巻き
草付きがいやらしい

 

第5堰堤
堰堤釜の左岸にトラロープを発見するも
とてもじゃないが釣り師が登れない垂直な岩場
当然ムリムリ

 
連休最終日ということもあってか
魚は異常なほど神経質
魚影は走るがフライにはほとんど反応せず
隠れたら最後まったく姿を見せない

仕方がないので大岩に隠れて淵にフライをちょいと浮かべる
しばらくあって底からイワナが現れ
かなり慎重にフライを見極めてからパクリ
なんとも渋々な釣果

大蛇尾下流は両岸が切り立った崖で
種沢になる支流がないので
魚影が少ない
そのうえ水は恐ろしく透明なので
魚はすぐ姿をかくしてしまう
厳しい場所

Gentian 411+ その後

kobaさん製作のリールについてのその後
ハンドルノブが樹脂製だったので、バファーローホーン(水牛の角)がいいよぉ~
だだをこねたら、kobaさんが早速送ってくれました。
kobaさんお忙しいところすいません。
さっそく写真を撮りました、やっぱ渋いっすねぇ。
ノブと一緒にリールのフレームに使うスペアの特製ネジとグリスネジ止め剤、保証書、なども一緒に送っていただいたりして、やっぱ手作りのガレージブランドは作り手と直に繋がれる喜びがあっていいですね。

Gentian 411+

以前よりウォルトンパウェルのバンブーローッドに合わせるゴールドフェイスのリールを探していましたが、価格と見栄えのバランスがうまくいかず(つまりかっこいいものはかなり高い)
なかなか手に入れられずにいましたが、ようやく気に入ったものを手に入れることができました。

パートタイムビルダー kobaさん の手作りリールです
レイズドピラータイプのリールはやっぱりかっこいいですね。

クリックのばねが左右非対称になっていて、ばねをひっくり返してねじ止めすれば左右巻きが変更できる仕組み。なるほど。

合わせるロッドは日本の渓流にはちょっとパワフルな7ft 3PCS 3-4-5#というもの
リールシートの金具がゴールドなので、それ相応しい4#5#を格納できる真鍮バイメタルのリールを探していました。これならぴったり。

最終釣行 20110918

今シーズンの自然渓流への最終釣行
先週、湯川で増水撃沈だったので、最後は何とか魚の顔が見たいと
小蛇尾川へ。
車止めには多数の車、ヤバイ。


幻想的な川面


今回の装備
FILSONベストをカスタムしてロッドチューブを取り付け
トラッタの6Pグラスロッドが収まっている