釣行記録」カテゴリーアーカイブ

奈良沢 20100808

本流を渡渉して対岸の支流に入る。
正面の落ち込みの手前にプールがあって、落ち込みの先の流れは左に大きくカーブしているので
本流出会いからは少し先を見通すことが出来ない。
帽子の上には夏の乾いた空があって、両岸が切り立った低い崖の中を流れが走っている。
崖は一部が苔に覆われている。
集中して流れを追っていると寝不足の頭の中に一点の氷の粒があることが解かる。
氷の粒を通過する細い光の筋が空に突き抜ける感覚。
そしていつの間にか細い光の筋の末端が腕とロッドを通しティペットに繋がっていて、その先に魚信があった。
その間も音楽は鳴り続けリピートしている。

湯川 20100725

再度日光湯川に行ってきました。
友人も同行。
奥日光なのに気温が高く、日が当っているところに魚影無し。したがって激シブ。
前回、納竿した青木橋まで釣らずに歩いて、そこから湯ノ湖までを探釣しました。
青木橋下流の前回爆超ポイントで第一投目にヒットしましたが、合わせでティペットを切られ、それっきり音沙汰なし。
フライを散々換えても、ニンフを沈めても、ストリーマー流しても全然反応なし。
ようやく上流部の木が茂っているエリアで1匹ゲット。
岸際ぎりぎりに垂らしたエルクヘアカディスをフラッタリングさせたら奥から飛び出してきました。
ほとんどホッパールアー状態。
その後、日陰で1匹捕りましたが、いやー渋い渋い。
友人も撃沈、ヤマメ1匹。
湯川も真夏はつらいね。

同行したK氏

那珂川水系 20100718

日曜日に日帰りで那珂川水系行ってきました。
未踏破区間の確認とハンディGPSの動作確認が目的。
区間はI沢出会いからS小屋下の大堰堤までです。
釣果はイワナ6匹、全部リリースサイズ。
時期の関係なのか場所の問題なのか全体的にイワナ沢下流より魚影は薄く
大きいサイズの魚は深場にもぐっているようです、ニンフで深場を探ればあるいは釣れたかもしれません。
当日は午後から雷雨の可能性が高く初めての場所でもあり遡行を急いでいた関係で
かなりのポイントを飛ばして釣ったので、釣れるポイントの把握までは出来ていません。
大堰堤までは小さな高巻きが2か所。危険な場所はそれほどなかったです。
以前大堰堤の上には立ったことがあったので、なんとなくそのまま堰堤から斜面を登れば
林道に出るような気がしていたのですが、厄介な藪斜面に突入してしまってえらい目にありました。
GPSがなかったらプチパニックになったかも知れません。
場所を確認して一度堰堤上流まで降り、S小屋から下りる踏み跡をたどって林道にたどり着き
事なきを得ました。
これでほぼ完全踏破です。
AD沢より上流の最源流も確認したいですが、帰りのことを考えると電動アシスト自転車でもないと行く気になれません。
帰りの林道では太ももがつって難儀しました、駐車場までほぼ1時間かかった。
出発時に土平駐車場であった六十近い宇都宮ナンバーのおっさんは
S小屋上をルアーで攻めると言っていたが、どうだったのか。
あの歳で一人で行くんだから元気だよな。

湯川 20100613

日光湯川いきましたよ。
http://www.naisuimen.or.jp/nikko/

下調べも無しに突然行ったので、どのあたりが釣れるか判らなかったのですが
結果は午前中だけの釣りで5匹、全てブルックトラウトでした。
日曜日で釣り客とハイカーがものすごく居たことことを考えると
なかなか上出来だと、個人的には満足な結果でした。
今日調べたら、昨日釣ってた下流域は魚影が薄いらしいので
次は上流域を狙いたいと思います。
目立たない場所で魚が付いている良い場所を発見したので多分釣れますよ。
やっぱり雰囲気は最高。日本じゃないみたい。
平日行けたらホントに良いだろう思いました。

ブルックトラウトはイワナ属らしいですが、プレッシャーの多い湯川だからなのか
フライをバイトした瞬間に合わせを入れないと釣れませんでした。
最初は合わせのタイミングが分らなくてすっぽ抜けばかりで、こりゃ今日はボウズかもと思っていたのですが
(周りで釣れているところが見えなかったのもあって)
魚が上がってくるのが見えるのでフッキングのタイミングが取れてからは釣れるようになりました。
それと定位しているブルックを見つけて、そいつの上流にフライを着水させて
フェーディングレーンに乗せることが出来た時きっちり食ってきたことがあって
一連の流れが釣りチャンネルの番組みたいだったので、思わず一人でガッツポーズ。
偶然なんですが持ってたフライがマッチしてたみたい。(CDCウィングカディス#14)
でも魚が上がってきて直前で見切られること多数。ティペットは8X必須だね。

K川 20100606

昨日、私の中で長年の懸案だったKダムバックウォーターへの遡行がかないました。

ネットで遡行記を見つけたおかげなのですが
ダム下の立ち入り禁止区域前からダム上部に繋がる迂回路というのが曲者、
かなりの急こう配で足がパンパン。

車止めからダムのバックウォーターまではノンストップで90分。
バックウォーターから支流合流点までの行程は結構長くてこれも90分以上かかるかも。
帰りは基本下りなのでたぶん2時間+αで帰ってこれます。
でも往復6時間コース。釣ったら8時間、日帰りの限界だね。

O駐車場からK沢出会い(Hポイント)まで行く時の藪こぎを考えると
時間は長いけど全体的に歩きやすので、どっちもどっちという印象。

ダム上部で少しだけ釣りましたが、まぁまぁ釣れます。
ただし、川に木が覆いかぶさっているところが多く、気軽にフライ出来る場所が
案外少ない。

今回は踏破目的だったのでイワナ4匹。

トレッキングポールとピンソールがあると良い(私的には必須)
http://web1.nazca.co.jp/hp/takigenryu/2005/pinsole2/pinsol2.html
今回持ってなかったので苦労しました。

K川 20100522

Cさんへ
昨日は夜遅くすいませんでした
あの興奮を伝えたくて。
場所は電話でも言いましたが、**駐車場から下りてI沢が本流に合流したところから仙道を下ってK沢出会いからです。
確か釣り始めが9時くらい。
例の緑色の淵ではひっきりなしにライズしていて最初は手こずりましたがティペットを細くして何とか3匹釣り上げました、2匹ほどバラしたのですが、そのうち一匹はもしかしたら尺オーバーかもしれません、フッキングしても中々寄ってこなくて強引にやり取りしたらフライごと持っていかれました。
ティペットが傷ついていたみたいでフライのちょっと上で切れたのです。
深さがあって水面が少し波立ってゆっくり流れているポイントからは複数釣りあげることが出来たので26センチを筆頭に15匹(数え間違ってなかったら)バラシも結構あったので上手い人なら20匹以上釣り上げることは確実。
以前行った日付を調べてみたら2007年8月4日でした。
あの頃よりは確実に魚が増えている印象です。

ロッド:Riversiderambler 7ft 3ps
ライン:#3
リーダー:ナイロン 7X 7.5ft
ティペット:7X + 8X 3ft

これはもう一回行くしかないぞ、日帰り出来るし。

養沢 20100515

あのぐらいの歩きで筋肉痛というのは、運動不足も甚だしいな。

次回に向けて、良く浮いて良く見えるフライのストックを
作っておきましょう。

ちなみに最初のヤマメを釣ったフライは形としてはエルクヘアカディスですが
エルクヘアの部分をCDCを使った20番くらいのものでした。
CDCカディス
http://kawatombo.naturum.ne.jp/e399157.html

 

那珂川水系 20100509

下流から3つ目の堰堤の止水で、木屑が浮いている水面の下に魚を発見、
持参していた一番細い8Xのティペットに交換し
遠くから木屑の切れ目に向けてフライを落とした。
魚がいた場所の目前を極ゆっくりフライが流れたが
全く反応がない。
2度ほどトライしてみたが状況は変わらず。見切られているのか。
3度目はフライを軽く煽ってアクションを付けてみた、
すると一発でバイト。